レコーディングの前準備とチェック                             No.2

  レコーディング前にやっておくこととして [ ミーティング ] があります。ミーティングは
 大変重要なことです。ここで話し合った内容によってはレコーディングの効率や、完成度
 が大きく左右します。では、何を話し合うかですが。

 2-1 何曲録音するか
  何を目的に、時間的に、予算的にもいろいろありますが、一般的に1〜2曲が普通です。

 2-2 どの曲を録音するか
  何を目的にするのか ( 最終的にデモテープにするのか、CDを作るのか )が一番重要
  ですが、演奏しなれている曲の中で検討したほうがベストです。

 2-3 曲を見直してみる
 録音する曲が決まったら、その曲の構成、歌詞、アレンジなどをもう一度見直して見ると
 いいでしょう。普段リハやライブで演奏するのと違って録音して聞いてみると少し違和感
 がある場合があります。 また、マルチ録音する場合はトラックのゆるすかぎり何パート
 でも録音できます。 つまり、リードとバッキングを使い分けているGt.も別々に録音したり
 通常はいないパートを参加させたり、Vo.が、Cho.やハモリを唄ったりと生で演奏するのと
 全く別のアレンジで作れるということです。

 次に [リハーサル (練習)]です。アレンジを変更すると曲の感じが変わったり、当スタジオ
 と普段の練習場とが違うためいつもの力が出なくなる場合があります。  レコーディング
 用の練習も十分にした方がよいと思います。当スタジオでは、レコーディングをする方の
 練習に関しては非会員の方も会員料金にてご利用できます。
   では、どのような練習をすればよいかというと

 3-1  
 Dr.やBass.などのリズム隊の録音にはクリックを使うことが多いので、クリックに合わせる
 練習が必要です。 ( いきなり合せるのは無理 ) Dr.に関しては、パンチ.インパンチ.アウト
 は通常不可能ですので一曲通して演奏する力が必要です。
 その他のパートについては、途中からパンチ.イン、パンチ.アウトが可能な場合がありま
 すが、勿論、通して演奏出来ることにこしたことはありません。

 3-2
 Gt.やKey等、オーバーダビングするパートは、アレンジや音色、楽器の種類等を考え他
 のパートと重ならないよう細かく詰める必要があります。

 3-3
 
本番と同じ状態で試し録りをしておきましょう。 ラジカセでも結構ですがイージーパック
 を利用すると確実です。この時点でのアレンジのチェックや、音色のチェック等が出来る
  ので、最後の仕上がりで後悔しないためにも是非やってみて下さい。

 3-4
 トラック割を考えて下さい。 使用できるトラック数のなかでDr.に何トラックが必要か
 ステレオ録音が必要か ( モノラル録音しても、ミックスダウン時にディレイやリバーブ等
 で疑似ステレオ化が可能 ) Vo.やCho.に何トラック必要かを考え無駄のないよう、また、
 後からトラックが足りなくならないよう注意して下さい。

 最後に[直前の準備とチェック]です。 レコーディングは、1分1秒がいくらですから遅刻
 なんてもってのほか、次のようなことに関してもチェックしておくことによりトラブルの回避
 セッティングの迅速化が可能です。
 ( 全ての関係者に迷惑がかかり、料金にも関係しますので注意して下さい。 )

 4-1 楽器のチェックについて
 トラブルはないか、ノイズ等は出ていないかは要チェックです。エフェクターや電池、予備
 の弦. シールド等は見落としがちですので注意して下さい。また、ピックやスティックなど
 も 忘れずにお持ち下さい。

 4-2 譜面の準備について
 当日の進行上必要です。 それ程細かい必要はありませんが、主にエンジニア用として
 曲の構成. 進行が分かる程度のものと、歌詞を用意して下さい。

 4-3 持ち帰り用のテープ等について
 マルチ録音用のメディアは持ち込みできません。その他のカセットテープ.MD. DAT
 テープ等は持参しても結構ですが、なるべく高性能のものをご用意下さい。

  ( 注.) 体調には十分注意しましょう。特にVo.は、まともに影響がでます。
      後から後悔しても遅いですから、レコーディングには万全の状態で臨みましょう。