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  その一  [ 音響屋さんがうれしいヨサコイ音源メディアのもらい方 ]


  多くの音響屋(PA)さんは、イベントの中でヨサコイがあると、限られた予算(音響
 機材
)の中で(他の出演者にはナイショですが) 一番力をいれちゃいます。みなさんも
 迫力のある良い音の中で踊りたいと思いますし、
PAさんも同じ思いでイベントを成
 功させたいと思っています。
しかし、イベントの多くは事前にリハーサルが出来ず
 ぶっつけ本番が多いので 必ず成功するとは限りません。お互いあとから悔いのない
 ように、
PAさんがうれしい ヨサコイ音源メディアのもらい方を書かせていただき
 ましたので参考にして下さい。

   1. イベント主催者の指定がない場合、音源メディアはなるべくMDCD ! 
       ( ただし、会場に再生機器があるか事前に主催者に確認して下さい。)

     なぜ?.カセットテープ(CTR)はテープノイズが多いのと、曲の確認(曲頭出し)
       に時間がかかってしまうためです。詳しくは別ページの
[音響屋さんが
       うれしい
ヨサコイ音源メディアの作り方]をご覧下さい。

   2. 必ず予備音源を別のメディアで用意していただき、トラブルが発生した場合
   に、口上を言われる方かチーム代表者がすぐに
PAに渡せるようにしておいて
   ください。

     なぜ?.再生機器によっては、まれにいただいたMDCD-Rを再生できない
       場合があります。音源はお持ちになる前に必ずカーステレオやラジ
       カセ等で再生できるか確認してください。

   3. メディアには必ずチーム名.曲名.連絡先を記載して下さい。

     なぜ?.再生順番を間違えないようにするためですが、よくあるのは踊りが
       終わったら音源を忘れて帰ってしまうチームがあります。

   4. 曲出しのタイミングを書いたものを提出してください。

     なぜ?.チームにとっては当然でも PAさんには絶妙のタイミングはわからな
       いのです。曲出しのタイミング、たとえば
女性の口上のあと男性が
       「ソイヤー」と言ったら
...”とか、踊り子がしゃがんで顔を上げたら
       とか具体的にお願いします。一番確実なのは口上者が
PA手で合図
       をして頂くことです。

   5. 音源メディアの提出はなるべく早く (最低30分前までに) お願いします。

     なぜ? 簡単な打合せや曲の再生確認などのため、なるべく早くお願いします。



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  その二   [ 音響屋さんがうれしいヨサコイ音源メディアの作り方 ]


 MD.CD.CTR全般での録音の仕方
  録音レベルは各メディアによって違いがありますが、録音レベルは音が割れない
 程度に最大
(デジタルの場合はレベルオーバーしないこと) で録音してください。
 
PAさんはイベントの最大の音量をきめて仕事をしています、それは適量のレベルが
 きた時迫力のある良い音になるということです。録音レベルが小さいと途中で「音
 を大きくしてください」と言われても限界があるのです。余談ですが、ヨサコイの
 楽曲によっては激しい部分と静かな部分があって、録音レベルが小さいのか
? 静か
 な踊りの場所だから小さいのか悩んでいるうちに曲が終わってしまう時があります。
 これから書くことは技術が必要となる場合がありますが、お近くで詳しい方や業者
 にお願いしてでも良い音で踊れるようよろしくお願いします。

   1. 提出メディアは一曲一枚()でお願いします。

     理由.トラブルが無いようにするため一曲一枚()でお願いします。ただし、
      イベントで何曲も踊る場合は一枚にまとめても結構ですが、打合せの紙
      に曲名
.曲順を書いて提出してください。また、カセットテープ(CTR)
      の提出の場合は必ず一本ずつの録音でお願いします。


   2. MD&CDの作り方

  「合図をしたのに曲がすぐにかからん」と感じた方も多いと思います。何故この
 ようなタイムラグが発生するかというと、次のようにいくつか原因があります。

    @ 合図を頂いてからスタートボタンを押すまでの時間 
      A スタートボタンを押してからの曲がかかるまでの時間

  Aに関しての対策ですが (ここからが難しくなります) 普通のCDに録音してある
 曲は一般的に
トラック頭から曲頭に12 曲の後ろに13秒のブランクをつくり
 曲間を合計
4秒程度つくってあります。 しかしヨサコイの場合は曲頭までの1秒です
 ら長く感じてしまうのです。したがって、ヨサコイの曲の場合は トラック頭から曲
 頭までの時間を
0.5秒のつもりで録音し曲の後ろに34秒のブランクをつくると...
 「ソイヤー」ジャーンみたいに気持ちよく曲が始まるということになります。

     
     (
プロ用の機器にはトラック頭でなく曲頭で自動的に待機し、スタートボタンで
    即再生という機能があります、しかしこの機能は曲頭を探すのに時間がかかり
    ますし、フェードインする曲によっては曲頭が切れてしまう場合があるのであ
    まり使用したくありません。
)

 @については、「がんばります」ということで
....お願いします。

  次にMD&CDのディスクやCTRですが、あまり安価な物は避けたほうが良いと思い
 ます。 安価なものほど音が悪いとは言いませんが、編集中のエラー回数や再生時の
 エラーなど不安定な所があります。曲が良く
.音が良く.踊りも良いのが一番ですから...


   3. MDの場合の注意点

   ロングモードでの録音はしないで下さい。音が悪くなるだけでなく現在は普及して
 きましたが、まだ再生できない機器もあります。また
MD上で曲つなぎやカットなど
 編集した
MDの場合は必ず COMBINE ( 二つのトラックを一つにつなぐ作業 )をして
 一曲の曲として下さい。
 ( プロ用の機器には、一曲ごとに自動停止機能があります )


  ついでに、消去不可のプロテクトも忘れずにお願いします。


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  その三  [ 音響屋さんがうれしいヨサコイ楽曲の作り方 ]


  
ヨサコイ楽曲そのものの作り方は別として、音響屋さんがうれしい音質の作り
  方についてです。

 
まず、音作りの段階で低音に注意してほしいです。ヨサコイは特に低音が響いてほしいので
 大きめに作りがちで
すが、ラジカセ等小音量で気持ちよく聞こえる曲も、プロ用の音響機器
 などで大音量で再生すると低音が大きすぎてバラ
ンスのよくない楽曲になりがちです。
   
(プロ用の音響設備には安全のためコンプレッサーという機器を付ける場合があります。
    これは突発的な大きな音を抑えてくれる便利な機械ですが、低音を抑えすぎた場合
    高音まで音が悪くなることもあります。
)

 最終的でもかまいませんのでマスタリング前にどこか大きな音の出せるところで音質の確認
 をお願いします。 また、イベントによってはモノラルで再生する場合があります、モノに
 すると低音が増強されたり、位相が合ってない場合、中低音がなくなることがありますので
 注意してください。


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  その四  [ 音響屋さんがうれしいヨサコイの口上のやり方 ]


 ヨサコイに欠かせない口上ですが、うまく聞こえる方法をいくつか紹介します。

  口上が聞こえにくいのにはいくつか原因があります。声が大きい小さい以外に、
 声がとおるとおらないということが一つで、この場合は 大きな声ではっきりと
 しゃべることとマイクを手でかぶせるように持たないこと、そしてけっして照れ
 ない事です。その中でもマイクの持ち方ですが、テレビでよく見かけるマイクの
 頭を握るように持つと実際は鼻声のようになったりハウリングを起こしたりして
 音が悪くなります。もう一つは、曲がかかっている時に静かな口調で口上を言わ
 なければならないときは、曲を作る段階でその部分の音量を思いきって下げてし
 まうことも大切です。


  みなさんはイベント中に キーンとかブーォーンとか耳障りな音を聞いたことが
 あると思います。いわゆるハウリングというもので、スピーカーから出た音を マ
 イクで拾いその音を増幅してしまうことの繰り返しで起こる現象です。 音響さん
 はイコライザーなどでハウリングを起こさないように調整していますが、 あまり
 極端に調整すると音質に悪影響を与える場合があります。ハウリングを起こすと
 スピーカーが壊れてしまい 音が出なくなる場合がありますので、マイクを持って
 スピーカーに近づいたり、マイクをスピーカーに向けたりしないようお願いします。
 どうしてもマイクを持ってステージから降りたい場合は、必ず音響さんと打合せを
 して許可をもらいましょう。またハウリングがおきた場合はすぐに立ち位置を変え
 るかマイクの向きを変えてください。
( 音響さんができるとっさの対処方法は音量
 を下げることしか出来ませんから〜  残念
.. )  また、余談ですがマイクを持った
 時に
ON状態になっているか確認するためマイクをたたく人がいます、 これもスピ
 ーカー等が壊れてしまう原因のひとつですから絶対にしないで下さい。
    
(たたき続けると音を止めるしかないので一生音は出ませんよ…)
  音響さんはステージの正面または 左右どちらかの場所の見えるところにいます
 から事前に打合せや確認をしておいた方が良いと思います。



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  その五  [ 音響屋さんがうれしいイベントのやりかた ]
 
  なぜ音響さんを含め照明.舞台さんも口やかましくダメダメと言うのでしょうか?
 それは、経験からいろんな危険なことを知っていて、イベントをスムーズに安全に
 進行するためどうしてもダメ出しが多くなります。現場には高圧の電流が流れてい
 たり、仮設の足場、多くの配線等があります。 人が通る場所は養生をしたり立ち
 入り禁止にしたりして安全確保をし、音響
.照明に関しては、予備の機材を準備し
 たりしてイベントを中断させないよう努力をしています。しかし、時にはいろんな
 方の勝手な判断でトラブルが発生し、過去にイベントが中断したことがあります。
 
楽しく安全に、そしてスムーズにイベントを成功させるため 皆様のご協力とご理解を
 よろしくお願いします。